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ダニエル書  6章16~29節 [ダニエル書]

<この神は救い主、助け主。天にも地にも、不思議な御業を行い、ダニエルを獅子の力から救われた。(28節)>

「禁令を破ったダニエルは獅子の洞窟に投げ込まれることになりました。ここでもダニエルはうろたえる姿を見せません。ただ事が運ばれるままに、自分を委ねます。」と鍋谷牧師は書きだされる。

役人達は王のもとに来てダニエルは王が署名した禁令を無視して、日に三度祈りをささげていると告発した。その報告に王は命令を下し、ダニエルは獅子の洞窟に投げ込まれることになった。王はダニエルにそれを告げると「お前がいつも拝んでいる神がお前を救って下さるように。(17節)」と言った。

O牧師は「王はダニエルが仕えている神について知っていたのです。私達の周りの人々は私達が神に仕えている事を知っているでしょうか。いつも仕えている者には、神がダニエルになされたようにその通りかどうか、試される時があります。神が私達をお救いになる方であれば、私達は救われた経験を通して、周りの人にこの神が生きておられる事を実証する者となるからです。」と話された。

ダニエルが洞窟に投げ込まれるのを確認し、宮殿に帰った王は一晩中断食し、眠れずに過ごし、夜が明けるや否や、急いで獅子の洞窟へ行った。王は不安に満ちた声をあげて、ダニエルに呼び掛けると、「生ける神の僕よ。お前がいつも拝んでいる神は、獅子からお前を救い出す力があったか」と言った。

王はダニエルの神を「生ける神」と呼んでいる。メディアの神々は、耳や目があっても動く事のできない、生きていない神々だが、真の神は生きておられると、ダニエルは王にいつも証していたのだろう。

ダニエルは王に答えた。「王様がとこしえまで生き永らえますように。神様が天使を送って獅子の口を閉ざして下さいましたので、私はなんの危害も受けませんでした。神様に対する私の無実が認められたのです。そして王様、あなたさまに対しても、背いた事はございません。(23節)」

王はたいそう喜んで、ダニエルを洞窟から引き出すように命じた。引き出されたダニエルには何の傷も認められなかった。それは「神を信頼していたからである。(24節)」と記される。ダニエルを告発した人々は妻子もろとも獅子の洞窟に投げ込まれた。獅子は彼らを骨まで砕いた。

「復讐されるのは神」だと、つい先日教わったばかりだから受け入れがたい処罰だけれど、これはBC500年も前の話だと理解せねばならない。

今日の短歌 短歌誌「塔」より

「韓国語で戴きますはチャルモッケッスムニダ何て言い辛いんだ 土井恵子」


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