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ルカによる福音書 9章18~27節 [ルカによる福音書]

<イエスは言われた。「それでは、あなたがたはわたしを何者だと言うのか。」ペトロが答えた。「神からのメシアです。」(20節)>

「イエス様の問いに、ペトロは『神からのメシアです』と答えます。『イエス・キリスト』は姓と名を表すものでなく、『イエスこそキリスト(メシア)』との信仰を表すものです。ペトロたちの信仰告白を受けてイエス様は死と復活を予告します。主の死と復活は、信仰なしに受け止められるものではないからです」と、阿部牧師は書き出される。

人々に神の国を語られ、奇跡の業を示され、主イエスは一人で祈りの時を持たれた。その後弟子たちに「群衆は私の事を何者だと言っているのか」と尋ねられた。彼らは、人々は、洗礼者ヨハネとかエリア、生き返った昔の預言者だと言っていますと答えた。イエスは言われた。「それでは、あなたがたは私を何者だと言うのか。」ペトロが答えた。「神からのメシアです。」

S牧師は「神は過去の延長線上にはおられません。全く新しい出来事を起されます。神のもとから離れてしまう私たちを赦して、救い出して下さり、取り戻すという救いの出来事を起されるのです。神はその独り子を救い主として遣わされます。主イエスは十字架に架けられ、三日目に『復活』という信じられない出来事によって『救い』の業を起されるのです。」と、説かれた。

そして「主イエスはこの神の御心に従って、私たちと同じ地上の生涯を送られたのです。そして、この時主イエスは神からエルサレムに行くことを命じられているのです。エルサレムに行けば何が起こるか主イエスはご存知でした。けれど、ご自身がこれから辿られる道を通ってしか、神から遠く離れてしまった人々を救う道はないのです。その主イエスにペトロは『あなたはメシアです』とはっきり信仰告白し、主イエスを勇気づけたのです。」と、続けられた。

旧約聖書の中で、メシアについて「救い主は、僕の形をとって、人となってこの世に来る。人の罪を背負って、その罪の身代わりとなって死ぬ」と、預言されている。それで主イエスは「人の子は必ず多くの苦しみを受け、長老、祭司長、律法学者たちから排斥されて殺され、三日目に復活する事になっている。(22節)」と、弟子たちに話される。

考えられない事に唖然とする弟子たちに「私について来たい者は、自分を捨て、日々、自分の十字架を背負って、私に従いなさい。(23節)」と主イエスは言われる。私は従っているだろうか。自省する。

今日の短歌 短歌誌「塔」より

「独り居のデメリット思ひ知る日々を生きつつあああ独りはええわあ 王藤内雅子」


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