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ヨハネによる福音書 17章1~19節 [ヨハネによる福音書]

<わたしはもはや世にはいません。彼らは世に残りますが、わたしはみもとに参ります。聖なる父よ、わたしに与えて下さった御名によって彼らを守ってください。わたしたちのように、彼らも一つとなるためです。(11節)>

「主イエス・キリストは、弟子たちのために祈られます。『永遠の命とは、唯一の真の神であられるあなたと、あなたのお遣わしになったイエス・キリストを知る事です』と、言われています。『永遠の命』とは、『永遠なる神さまとの交わり』を意味します。」と、横井牧師は書きだされる。

「父よ、時が来ました。あなたの子があなたの栄光を現わすようになるために、子に栄光を与えて下さい(1節)」 この17章は「大祭司の祈り」と呼ばれている主イエスの執り成しの祈りですとS牧師は話し始められた。祈りの5節まではご自身のために祈り、6節からは地上に残していかなければならない弟子たちのために祈られる。

「子の栄光を…」と祈られるが、十字架はもっとも思い残酷な刑罰であった。それに掛けられる者にとっては苦悩、恥辱、敗北をあらわした。およそ「栄光」からはほど遠いものである。しかし主イエスの十字架による贖いの死は、人々に『永遠の命』をもたらすために不可欠なものであった。

次に弟子たちについては「彼らはあなたのものでしたが、あなたは私に与えて下さいました。(6節)」と祈られ、主は御子イエスを世に遣わされたように、弟子たちは主ご自身によって彼らを世に遣わされた者としてみられる。主は彼らのために「あなたのみ名によって彼らをお守りください。・・・悪いものから守ってくださるように」と祈られる。迫害が避けられない事を予告されながら。

「真理によって、彼らを聖なる者として下さい。あなたの御言葉は真理です。(17節)」と祈られる。主はご自身を十字架の死へと献げられる。弟子たちをこの世に派遣される主にとって彼らがその使命をどのように果たすかという事が大きな関心事であった。それで、御言葉(聖書)によって、彼らが良き働き人として霊的に整えられるようにと祈られた。

先日の礼拝に、20代の若者がふらりと顔を見せられた。YouTubeで学んだ事を次々と牧師に披露し質問をする彼に、K牧師は「聖書にその答えはあります。読んでごらんなさい」と、聖書を渡し、必ず最初の創世記から読んでくださいと、勧められていた。

今日の短歌 短歌誌「塔」より

「私の美容代よりトリミング高きワンコをお迎えに行く 高山葉月」


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